お花ちゃん観察日記



 会社に出勤する彼らにつきそっていくと、いつもの顔ぶれに出会う。挨拶もそこそこに政宗が話し始めた。

「なぁ、今朝の小十郎のこと聞くか?」
「またか、政宗。お前も懲りぬ奴よ」
「それならば、先日の休みの日に公園にいった話を某が致すでござるッ」
「公園なんて行ったのかよ、幸村」
「楽しかったでござるよ!」
「ほぅ、いいではないか。話してみよ。そうさな…我はあやつの日常でも語ろうぞ」
「俺もたまにはどこかに連れて行ってくれねぇかなぁ…」
「強請ればよかろう?片倉はお前に甘いと見た」
「甘いのは元親だろ?」
「いいではないか、まあ…茶話会といこうではないか」

 つい、と元就が水を薦めていくと、二匹はその場に座り込んでいった。









091108up 始まりでございます。